■ ID | 172 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 廃棄物最終処分場における浸出水と塩化物イオンの挙動 |
■ 著者 | 長谷隆仁
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 飯村行雄 埼玉県環境整備センター |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第23回全国都市清掃研究発表会、平成14年1月31日 |
■ 抄録・要旨 | 県内のA処分場の1999年4月〜2001年3月の2年間について、降雨量、浸出水量、廃棄物埋立量及び塩化物イオン(Cl−)濃度の解析を行った。
水収支の把握を基に、Cl−濃度が浸出水量と廃棄物埋立量から回帰できることが分かった。これらの因子は移流、拡散、溶出を原理とするモデルを参考に抽出したもので、実際の処分場においてCl−濃度がこうした原理によって形成されていることと無関係ではないと考えられた。
浸出水量に対して、Cl−濃度は負の非線形相関が、Cl−溶出量は正の相関が見られたが、重回帰式から、Cl−濃度は浸出水量の対数値に逆比例すること、Cl−溶出量は浸出水量に対して緩やかな曲線を描きながら増加することが示唆された。 |
■ キーワード | *水質汚濁, *埋立地, *浸出液, 塩化物, イオン, 廃棄物処分施設, 降雨量, 相関, 多重回帰分析, 埼玉 |
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